開催日程・場所 受講者 / プログラム概要 / レポート提出
日程:
事前指導:2025年7月23日(水)18:00-19:30
セミナー:2025年9月13日(土)~9月15日(月祝)
会場:全日程、Zoom等によるメディア授業で実施。ご自宅からご参加いただけます。
備考:各自、メディア媒体の準備(PCからの参加を推奨します)、および、安定したインタ
ーネット環境の確保をお願いします。
上記日程の他、事前指導(オンライン、参加必須)を実施します。
対象者:栃木県内外の大学生や社会人等
定 員:50名(先着順)
参加費:無料 ※ネットワーク通信料は自己負担となります。
<事前指導(オンライン、参加必須)>7月23日(水) 18:00~19:30
18:00~18:45 全体会事前指導
18:45~19:30 分科会事前指導
<セミナー1日目> 9月13日 土曜日 9:30~17:50
午前 開講式/オリエンテーション/全体講義/グループディスカッション
昼食
午後 パネルトーク/趣旨説明/発表プレゼン方法説明/
分科会Ⅰ(分科会講師による講義等)
<セミナー2日目> 9月14日 日曜日 8:30~18:30
午前 分科会Ⅱ(グループディスカッション、発表準備等)
昼食
午後 分科会Ⅲ/中間発表/発表準備
<セミナー3日目> 9月15日 月曜日(祝日) 8:30~14:40
午前 発表準備/全体発表
昼食
午後 ふりかえり/意見交換/全体総括等/閉講式
今が「事を起こす」時かも!?-自分らしく国際的に活動するためのヒント-
講師:吉田 一彦(よしだ かずひこ)氏
宇都宮大学国際学部 教授、国際キャリア教育運営委員会委員長
話す言語や文化背景の異なる人と国際社会で共同作業をする事例を取り上げていっしょに考え、参加する皆さんひとりひとりが、自分らしく国際的な何かを企て、それに関わり、成果を生み出すことを想像してみます。
<プロフィール>
日本国、本州の北、太平洋岸出身のエミシとヤマトの後裔。東京外国語大学大学院地域文化研究科修了。博士(言語学)。ベーシスト。大学院在学中に国際交流基金日本語教育専門家として派遣され、在カラチ総領事館(パキスタン)とチュラーロンコーン大学(タイ)にて客員講師。学位取得後の2002年に宇都宮大学留学生・国際交流センターに着任。2017年より国際学部教授。2007年よりJICA青年海外協力隊事務局技術専門委員(日本語教育)。
分科会A:グローバルキャリアをデザインする:イノベーションの最前線で『働く』とは?
講師:キム ヒジョン(きむ ひじょん)氏
Google合同会社 New Business Strategist
本分科会では、日本内外や現職場であるGoogleでの経験をもとに、グローバルキャリアの魅力を探求します。異文化コラボレーションやイノベーション創出など、国際社会で活躍するためのスキルとマインドセットを皆様と共に議論し、未来のキャリアをデザインします。
<プロフィール>
東京大学卒業後、東レ株式会社でキャリアをスタートし、その後、ベトナムで事業を立ち上げ、スタートアップを運営。その後、Google Japan へ入社、現在は韓国・日本市場の新規顧客のマーケティングを支援するセールスチームをリードしている。
分科会B:自分の強み、個性、ライフステージを見据えた国際協力
講師:カバリェロ 優子(かばりぇろ ゆうこ)氏
宇都宮大学共同教育学部 准教授
国際協力のキャリア形成には、語学や専門知識の習得に加えて、ライフステージも考慮する必要があります。分科会では、自分の強みや個性を生かしつつ、ライフステージを見据えた国際協力を考えていきたいと思います。
<プロフィール>
学部卒業後パラグアイ共和国で青年海外協力隊家政隊員、日本で家庭科非常勤講師、牧場勤務等を経て大学院に進学。専門は栄養学(博士:学術)。現在、3D栄養表示システムの開発、お茶の抗酸化作用などを研究中。2025年からJICA草の根技術協力事業(支援型)でパラグアイ共和国において栄養改善のための教育活動を実施予定。
分科会C:異文化を繋ぎ、価値創造に展開するコーディネーター
講師:岩井 俊宗(いわい としむね)氏
認定NPO法人とちぎユースサポーターズネットワーク 代表理事
多様な人の願いや課題を受け止め、人を巻き込み、解決策を進めていく地域づくりコーディネーターの要素を共有しながら、自分と地域がつながり合い、暮らしを作り出していく「自治」について掘り下げていきます。
<プロフィール>
2005年宇都宮大学国際学部卒業。NPO・ボランティア支援の仕事の後、2010年若者の力を活かして地域の課題解決・活性化の加速するNPO法人となり(2025年認定NPO法人)、現在まで代表を務める。現在も多くの若者、多様な組織と連携し、地域づくりに取り組む。大学では国際協力における住民主導の開発と市民組織を専攻。
分科会D:「共感」から考える多文化共生
講師:梁 鎮輝(りょう ちんき)氏
宇都宮大学 国際学部 助教
摩擦や衝突が伴います。それらの軋轢を乗り越えるためには、社会全体を俯瞰するような視野が必要不可欠であると同時に、一個人として無数の見知らぬ他者の人生をどこまで深く想像でき、各々の苦しみや喜びに理解を示せるのかも重要です。その「共感力」をヒントに皆さんと多文化共生について考えていきたいと思います。
<プロフィール>
宇都宮大学国際学研究科にて博士(国際学)を取得。明徳義塾中学・高等学校教諭を経て2024年より現職。専門は日中比較思想史研究で、150年ぐらい前の人々は何を考え、どのような社会を目指していたのかを読み解こうとしている。
分科会E:英語が苦手でも英語で国際交流•国際協力していこう
講師:吉田 一彦(よしだ かずひこ)氏
宇都宮大学国際学部 教授、国際キャリア教育運営委員会委員長
国際交流・協力をぜひやりたいが自分の英語力では無理だと思っている皆さん、考え直すきっかけにしてください。自分がやりたいことについて具体的なアイデアがない人、スキルを改良する気がない人はおことわり。
<プロフィール>
全体講義講師プロフィール参照
分科会F:多様な集団で交流する能力を身に着けよう
講師:林 明夫(はやし あきお)氏
栃木県生産性本部会長、日本商工会議所多様な人材活躍推進専門部会委員、
文字活字文化推進機構評議員、栃木県経済同友会理事、
学校法人有朋学園有朋高等学院理事長(福島市)
異文化理解コミュニケーションの基本である、「多様な集団で交流する能力」を身に着けるにはどうしたらよいか。開倫塾日本語学校での経験も踏まえ、皆様とご一緒に、具体的に考えたく思います。
<プロフィール>
慶應義塾大学法学部法律学科卒業、卒業後、同大学司法研究室研究員。29歳の時に開倫塾創業。世界銀行研究所・ハーバード大学国際開発研究所で、民営化短期集中コースを修了。マニー株式会社社外取締役(2004~2010)、栃木県社会教育委員(2004~2012)、経済同友会(東京)幹事(2004~2012)。CRTラジオ栃木放送開倫塾の時間「林明夫の歩きながら考える」(毎週土曜)担当39年目、社会人を含め「効果の上がる学習方法」とは何かをお話しています。
宇都宮大学等で履修登録をしている学生はワークブックの提出が必要となります。
成績評価は、全日程への参加を条件として、出席状況(40%)およびワークブック(60%)とします。