プログラムについて - 地域の大学連携による国際キャリア開発プログラム

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ご挨拶

国際キャリア教育プログラムへのご招待

 宇都宮大学、大学コンソーシアムとちぎ、そして全国の大学生、社会人の皆さん、国際交流に関心がある高校生の皆さんも、国際キャリアについて考えたことがありますか。

 大学時代に、就職活動に入る前に、国際キャリアのプログラムに参加してみたい、国際的な問題に対応する職場や海外で国際インターンをしてみたい、あるいは今、政府、企業、大学で叫ばれている、「グローバル人材」の育成のためのプログラムに参加してみたいと思う方がいるかもしれません。

宇都宮大学国際学部教授 吉田一彦

宇都宮大学国際学部教授 吉田一彦

 そのように考えている皆さんのニーズに応えるのが、グローバルマインドを養う「国際キャリア教育プログラム」です。本プログラムは、宇都宮大学国際学部や栃木県の大学が中心になって2004年から毎年実施され、参加者数は過去18年間合計約1940名(宇都宮大学1178名、外部参加者762名)となっています。2020年より、コロナウイルス感染症流行への対応のためのオンライン化によって、海外からの参加も可能になり、英語でセミナー全体を行う
「International Career Seminar」へは、本学交流協定校であるペラデニヤ大学(スリランカ)およびサラワク大学(マレーシア)から多数学生の参加があり、国際交流実体験の場としての学修効果を生んでいます。

 このプログラムの科目は、学生が生きることや働くことの意味について考えるという点で共通の「国際キャリア教育」(日本語によるセミナー)と、「International Career Seminar」(英語によるセミナー)、そして、国内や海外の企業、公的機関、NGO・NPOで実習を行う「国際キャリア実習」の3科目、6単位で構成されています。いずれも夏季と春季の休業期間に行われます。2つのセミナーはどちらも3日間の集中講義形式で、共通テーマを「グローバル化時代の地域とキャリア」とし、「地域からのグローバル化(Globalization)」、「地域のグローバル化(Glocalization)」の2つの柱を立て、国際ビジネス、国際協力・国際貢献、多文化共生と日本、異文化理解・コミュニケーションの4つのテーマで分科会を構成します。各分科会のためには、その道のプロの専門家や講師を揃えています。一方、総時間数80時間で行われる「国際キャリア実習」のためには、国内・海外の魅力的で個性的な研修先を用意しています。3科目すべての履修を勧めますが、1つか2つを選択して受講することも可能です。

 「国際キャリア教育プログラム」は、毎年宇都宮市や栃木県内だけでなく、全国から優秀な大学生、社会人が多数参加します。皆さんもこのプログラムに参加して、国際キャリアについて一緒に学び、国際社会や地域社会への「キャリアパス」の可能性を探ってみませんか?

 皆さんの参加を心よりお待ちしています。

国際キャリア教育運営委員会委員長
国際学部教授 吉田一彦