カリキュラム - 地域の大学連携による国際キャリア開発プログラム

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国際キャリア実習

令和4年度春期国際キャリア実習生の報告・発表内容

1. セワランカ財団(スリランカ)

報告発表のスライドはこちらから
 国際学部 国際学科 4年 丸山 浩平

【学んだこと】
 各農園間および各家庭間でも生活環境や生活の質にギャップがあった。前者について、紅茶プランテーション農園と一括りにすることは簡単だが、その立地などで抱える課題やその深刻度などに違いが生じるようであった。例えば往来からより離れた農園では学校の規模が小さい一方で、地域住民とのつながりが密接であるなどの特徴が見受けられた。この他にも、複数の居住地を持つ農園において居住地間で、屋根などといった住宅設備の質に程度の差が見られた。後者について、同じ農園・居住地でも家庭を構成する人々の職業によって収入に差があり、それは住宅の規模など目に見える形で表れていた。
日本いる限りはあくまで資料による情報のみで、「ヌワラエリヤの紅茶プランテーション農園」という括りでしか見られていなかったものが、今回現地の様子を直接観察したことで、上記のようなミクロの視点からの事象を知ることができた。

  【将来への影響】
 もとより将来のキャリアにおいて国際協力や途上国支援に関わることをイメージしていた中での今回の実習は、まさに現場を経験する機会となった。そこで必要とされること、それらが今の自分および将来の自分にどれだけできるのかなど、自分に引き付けて測る事ができた。もちろんキャリアのイメージの方向性が変わることはなく、反省点に挙げるように、測った結果感じた自分の不足をこれから如何にして改善・修正していくかに意識を向けたい。また、今回フィールド調査で貧困に苦しむ人々の存在に触れ、彼らのために何かできることはないかといったような将来に向けたモチベーションを得た。

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