世界中から日本へやってくる人々がいます。
外国籍を持ちながら日本で生活する私にとって,国際学部・国際学研究科で学んだ6年間は自然と自分のあり方を問う時間になりました。
外国人によって生じるさまざまな問題と,日本の法律や制度の抱えるさまざまな矛盾を目の当たりにし,一方的に日本からの視野で捉えるのではなく,外国人からの視点に偏るものでもなく,国際的なスタンダードで物事を捉える大切さを痛感しました。
現在,中国上海にも拠点のあるネットワークの会社に勤めていますが,社会に出て感じるのは,利害な感情は立場によって全く違ってくるということです。国によって文化や習慣,法律や政治が違うことを理解することと,個人理解が似たプロセスを持っているのを気づかされます。
国際的な視点を忘れないようにと日々心がけて生活しています。
海外旅行や留学,このような言葉はもはや珍しくない今,私にとって初めての留学経験である宇都宮大学は自然に恵まれた環境の中で,自分の思う通りの学習に取り組むことができるとても心地よいところです。
母国とは異なる生活習慣や言葉などに,直面して悩まされたことも確かに少なくありませんでした。しかし,国際学研究科においては,私生活はもちろん,先生方から日ごろより暖かいご指導をいただき,また日本人の学生の皆さんからも有益な意見と協力をいただき,その結果,現在,国際学研究科の博士後期課程に至ることができました。
国際学研究科は,様々な専門をもつ教授陣が充実しており,自分の研究テーマのみならず,多様な研究に興味をもたらしてくれることから,多くの知識を得ることができます。特に今,属している丁貴連先生の研究室では,先生の細やかな配慮のもとで,日本人と留学生が一つになって,お互いにそれぞれの研究を補いながら発展させつつあります。
私は,このような貴重な経験を通じて,さらなる自己発展につなげ,これからも,日韓比較文化や文学の研究を深めていくために頑張っていきたいと思っています。
現在,国際学研究科博士後期課程で韓国庭園について研究しています。前期課程の2年間はあっという間でしたが,実に楽しいものでした。入学当初は,約20年ぶりの学生生活ということで,若い人達に混じってやっていけるのか心配でしたが,国際学の名にふさわしく留学生も多い研究科で,それぞれの研究テーマも実に多岐にわたり,様々な刺激を受けることができました。
論文の執筆にとりかかってからの数ヶ月は時間との闘いでした。仕事,家事,育児をこなしながら書くのは本当に大変でしたが,今となっては充実した思い出となっています。
しかし,論文の出来は,決して満足のいくものではありませんでした。それが博士後期課程への進学を決めた理由でもあります。今後は長期履修制度を利用し,じっくり腰をすえて研究に取り組みたいと考えています。
社会に出ると,大学で学びたいと思っても躊躇してしまうことが多いと思います。でも宇都宮大学の国際学研究科では,学ぶ意欲や目的が明確であれば,それほど心配は必要ないところが魅力だと思います。もう一度大学で学びたいけれど迷っているという方,ご一緒に宇都宮大学で研究生活を楽しみませんか。
神奈川県にある国際交流団体に勤務しています。主に高校生・大学生を対象とした国際理解促進セミナーを企画・実施しています。
学部生時代に留学した中国で初めて貧困問題を目の当たりにし,それがきっかけとなり国際協力に興味を持ちました。その後,国際学研究科に入学し,中国における教育開発援助について研究しました。
2年次には大学院の授業「国際学臨地研究」を利用して,実際に援助現場で調査も行いました。援助現場を見ることで国際協力の厳しさややりがいを再確認することができました。このような大学院での貴重な経験は今の仕事の基礎となっています。
現在は直接,途上国への援助事業に携わっているわけではありませんが,将来,国際交流や国際協力分野での活躍を目指している若者を育成するという今の仕事に大きなやりがいと責任感を感じています。今後も研究科での経験を活かして,国際社会で通用する広い視野を持った真の国際人を育てていきたい,またその過程を通じて自分自身も一緒に成長していきたいと考えています。
私は4年前に国際学研究科を修了し、大学の日本語教師や日本語の通訳をしてきました。
現在はベトナム国営の海外研修生派遣サービス会社SULCOの日本駐在員として、通訳や日本語を教える仕事をしています。
大学院で修得した知識と研究の姿勢は、実際の仕事に全てを活かすことはできていませんが、そこで学んだ日本語・異文化理解・社会知識などは、常に心のよ りどころとなっています。
教育・通訳の現場では様々な人や価値観と出会います。私のモットーは、人や物事を理解しながら熱心・真剣・着実に仕事をし、自分自身を高めていくということです。
この姿勢は、指導教員をはじめ研究室の先輩・同級生に教わった大事なことの一つです。この姿勢の大切さは現在の仕事でも毎日感じており、多くの人々に伝えたいものでもあります。
還暦を迎えた現役のヘアデザイナーです。
先進諸国の華やかな中心都市で、ヘアショーや講演などを通した職業奉仕活動に従事してきました。他方、飢餓や貧困、病気に苦しむ開発途上国の子供たちに対する社会奉仕活動に携わる機会を得ました。
たとえ微力でも彼らの幸せに寄与する「Stepping-stone」になれたらと、NGO法人Mirai Ni Kibou Foundation, Inc.(Hope for the Future)の設立に参画し、現在は日本代表をしております。
国際奉仕括動に付随する様々な課題と直面する中、国際学研究科のアドミッションポリシーに光明を見出すと共に共感を覚え、入学を決意しました。明確な学ぶ目的とその意義を見つけた私は、緑豊かなキャンパスでの研究生活を謳歌 しています。
宇都宮大学国際学研究科で貴方も、You’ve got to find what you love!
私が研究対象としていた「人権」は、日本と中国で概念が大きく異なります。 その一方で「世界人権宣言」というグローバルスタンダードが採択されていたりと、現在「人」を取り巻く状況は複雑に構成されています。
このあまりにも身近すぎて、ともすれば見逃しかねない「人のあり方」と向き合う時間を得られる点で大学院ほど適した機会はありません。 国際学研究科という多様な価値観を認めてくれる場所と、そして興味関心を上手く育む方法を教えてくださる教授との出会いを選ばなければ、私もまた「人のあり方」を考える時間を見逃していたかもしれません。
わずか2年間ではありますが、少し足を止めて複雑に絡んだ「人」を取り巻く状況を見つめ直しませんか。
自由度が高い宇都宮大学国際学研究科を修了した後、その2年間が本当に素敵な時間だったと実感すると思います。
現在、博士前期課程国際社会研究専攻で修士論文の作成に取り組んでいます。
私が所属するのは中村祐司先生の行政学研究室で、地方自治論を学んでいます。合併を行った自治体における地域の自治をテーマに、「地域自治組織」について実例を調査して論文を書いています。
国際学研究科には、実にさまざまな分野を扱う研究室があり、私の研究室のように国内の行政・政策について扱う研究室もあります。私の場合は国際的な視点に立ちつつ、多くの角度から国内における地方自治について学ぶことができており、それが魅力だと感じています。
卒業後は志望していた一般企業で働くことになりますが、ここで培った力を存分に発揮したいと思っています。
私は現在、大学院国際学研究科博士前期課程の国際文化研究専攻に所属して日本と韓国の文化を比較する研究をしています。
最初、交換留学を通じて宇都宮大学国際学部と縁ができました。ソウルで生まれ育った私には豊かな自然、人情に溢れる町の人々に出会えたのは新鮮な衝撃でした。
また国際学部での学習においては沢山の先生と自由な意見交換ができたこと、ゼミ生の誰もが熱意を持って仲間の研究に参加する姿などが非常に印象的でした。そして栃木県の優れた文化に感銘を受け、大学院に進み、留学生の視点を活かして日本文化を深く研究したいと思うようになったのです。
まだ論文作成が始まろうとしている段階ですが、修了後は研究の成果を活かして、もっとお互いの理解を深められる文化交流が出来るよう国際舞台で活躍したいと考えています。
ガボンでは、首都リーブルヴィルの病院で助産師をしていました。夫が宇都宮大学に留学したので、私も仕事を辞めて来日したのですが、ガボンとはまるで異なる日本の生活にとても刺激を受けました。
特に私には子供が2人いるので、公立学校で普及している給食に大変興味を持ちました。「ガボンではまだ一部の私立学校でしか行われていない給食を公立小学校にも導入すれば、子供たちの成績が良くなるのではないか」と思うようになり、宇都宮大学大学院国際学研究科に入学して研究を進めています。
国際学研究科では、幅広い内容の授業や研究発表を通じて、世界が直面する様々な問題を広い視野を持って見ることができます。また、色々な国籍の学生たちと出会い、交流できるのも大きな魅力です。
子供2人を抱えての学業はなかなか大変ですが、卒業後は、ここで身につけた知識を活かして、ガボンの子供たちの未来を支援する仕事に就きたいと考えています。