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教員プロフィールと卒論テーマ

 


阪本 公美子 サカモト クミコ

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担当科目

アフリカ論、経済開発と社会開発、途上国経済発展論


メッセージ

 経済成長は、自動的に他の地域に 伝播して行くとともに、社会開発も伴うと、こ れまで近代化論では考えられてきました。しか し、実際は世界の多くの国々が植民地体制から 独立し、特定地域や社会層が経済的により豊か になったにもかかわらず、国際的・国内的な格 差はむしろ拡大しているだけでなく、経済成長 した地域ですら社会開発が伴っているとは限 りません。この近代化論に代わる様々な経済発 展論が議論されるようになり、従来の単線的経 済開発を超えて、多様な経済・社会・文化を土 台とする発展が重要視されるようになってきて います。

 授業では、地球規模の問題群を私たちの生活 と繋がりのあるものと認識しつつ、理論やアフ リカ地域について学ぶことによって、世界の経 済・社会的状況を理解する目を養って行きます。


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著書・論文

  • ・104 Plants for Spices, Fruits and Traditional Medicine in Zanzibar
  • (Dar es salaam University Press 2018年)
  • ・Social Development, Culture, and Participation: Toward theorizing endogenous development in Tanzania
     (春風社 2009年)
  • ・「東アフリカの内発的発展」
     (西川潤他編 『社会科学を再構築する―地域社会と内発的発展―』明石書店 2007 年 pp.220-234)
  • ・「アフリカ・モラル・エコノミーに基づく内発的発展の可能性と課題」
     (『アフリカ研究』 第70 号 2007 年 pp.133-141)
  • ・「開発と文化の調和と対立―タンザニア南東部における地域・ジェンダー・世代―」
     (『宇都宮大学国際学部研究論集』 第20 号 2005 年 pp.15-28)
  • ・「タンザニアにおける「貧困」の歴史的形成―スワヒリ文化に対する潜在的偏見を超えて―」
     (『混迷する国際社会と共生へのビジョン』 2004 年 pp.115-136)
  • 著書一覧はこちら

卒論・修論

  • ■「開発の中の女性像と文化の中の女性像を超えて-ザンビア、ベンバ族を事例として」(2011 年度)
  • ■「ルワンダにおける物乞いと障害の関係について」(2010 年度)
  • ■「社会とトイレの発展―トイレの多様性と人・環境への配慮」(2010 年度)
  • ■「アフリカとアジアにおける貧困の違いとは―ケニアとバングラデシュを事例に―」(2006 年度)
  • ■食を分かつということ~何が分配に至らしめたか、それは何をもたらしうるか~ (2007年度)
    アフリカを旅し、アフリカで食を分かち合う体験を通して人間にとっての食の社会的重要性を痛感し、食を分配する行為が集団にとってどのような意味をもつか、先行研究を精査しつつ、オリジナルな理論を展開。狩猟採集民社会を出発点としつつ、人間にとって食を分けることはどのような社会的意味を持つか、普遍化を試みた。
  • ■「観光を通して買う文化・売る文化~バリとマサイの比較研究~」 (2008年度)
    マサイの村に宿泊し、観光を「いい循環」と位置づけるドライバーや、マサイの民芸品を買いあさる日本人観光客と出会いを問題意識として論文執筆。ゲスト・ホスト・旅行業界という立場の違いを意識しながら、マサイ及びバリの具体例にて売買を伴う観光がホスト・ゲストそれぞれの文化にどのような相互作用を伴うか考察。
  • ■「近代化による新しい価値観が自然と人間の関係に与える影響~カラハリの狩猟採集民の定住化を例にあげて~」(2007年度)
    自然と人間の関係を、現実には共生(生身)と分離(切り身)とのはざまと捉え、アフリカの狩猟採集民の定住化を事例として検証した。その結果、むしろ、はざまといえど揺らぎない自然からの安心感を保持している彼らから、便利なモノに依存しているわれわれ日本人が学ぶべき自然との関係を示唆。
  • ■日本の主夫~男女共に家事・育児しやすい社会~ (2008年度)
    貨幣を獲得する仕事が重要視されている社会に対して、生きることにかかわる家事・育児の重要性を示唆
  • ■アフリカ紛争に関する一考察~シエラレオネ紛争におけるアクターの活動~ (2007年度)
    アクターが果たす役割を分析
  • 「アメリカ黒人社会のシングルマザー」 「貧困の歴史的形成過程~ルソー『人間不平等起源論』から探る~」 (いずれも2006年度)など

連絡先

ksaka〔@〕cc.utsunomiya-u.ac.jp


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