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宇都宮大学国際学部
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教員プロフィールと卒論テーマ

 


Andrew N. Reimann アンドリュー N ライマン

Andrew N. Reimann写真

担当科目

比較文化論、東西比較文化論


メッセージ

  My classes and research interests focus on developing Intercultural Communicative Competence. By investigating integrated themes in comparative culture, religion, history and language, building communication skills such as critical thinking, flexibility and empathy, my classes introduce topics and skills which will help students become more well-rounded global citizens. With the steady increase of international travel, global economy, communication technology and the prospect that most people will have frequent and sustained contact and experience with other cultures in the future, it is no longer adequate that language learners merely have a command or a level of competence in a language. What is required, in this brave new world, is a deeper understanding and a comprehensive arsenal of meta-skills which will assist learners with acquisition and navigation of the finer nuances and sub levels of communication and interaction. Apart from language, what other skills do learners require? What are common problems that all people have when engaging with a new culture or in a new environment? How can we help each other to facilitate cultural awareness?

私の主な研究は社会言語学であり、中でも異文化コミュニケーションに重点をおいています。英語は世界共通語とされていますが、世界各国の多くの人々が様々な環境や文化を持っている中、コミュニケーションをとるには単に言語だけではなく、その背景になる環境や文化を理解した上で交流することが重要であります。この授業では世界の文化を比較し、人々の異なる価値観を理解するために、言語や宗教や歴史や社会や世界情勢を学びます。


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著書・論文

  • ・Reimann, A. Intercultural Communication and the essence of humour. Journal of International Studies, Utsunomiya University. Vol. 29, February 2010. (pp. 23-35).
  • ・Reimann, A. Cultural Awareness Raising Tasks for the Classroom. In Task-based Learning, A. Shehadeh & C. Coombe(eds.) TESOL, 2009.


卒論・修論

  • ■A Critical Analysis of Bias in EFL Textbooks (January 2011)
    文化の多様性に対する関心の高まりとともに、世界の多くの国々で教育の見直しが求められ、それに応える形で多文化教育は発達してきた。多文化教育の一般的な定義はないが、それが多文化社会における教育の平等を目標とした、学校文化を見直す一つの「視点」であり、その改革を行う「過程」であるという共通の認識が研究者の間で広がっている。本稿は、多文化教育の視点で日本における外国語教育を見直すことを目的とし、2種類の中学英語教科書を対象に文化表象に関する比較分析を行った。その結果はジェンダーや国の違いによる偏った文化表象、例えば女性や非白人に対する周縁化の傾向が未だに一般的であることを示している。教科書にみられるこのような文化表象は、日本の学校文化における隠れたカリキュラムとして学習者の文化理解に影響を与えるだろう。外国語教育が多様な文化に対する理解や尊重を目指すものであるならば、より批判的な視点でシステムそのものを見直すが必要であり、その視点、改革の過程こそが日本における多文化教育の一端を担うのではないだろうか。

  • ■Taboos and Sexuality in Japan (January 2011)
    性に関する話題というのはとかくタブー視され、なかでも日本人は、とりわけ性に関することで人の目に触れることに敏感である。しかしながら、歴史的に見れば私たち日本人は、性に対してとても開放的な性質を持っていた。今日見られないような性的文化を、平安時代の頃から多分に保持していたのである。それらは当時、「セクシュアリティ」として捉えられてはおらず、「色事」として人々の間に確立していたものだった。「セクシュアリティ」から訳された「性欲」という言葉が日本に誕生したのは、明治維新の後だったのである。明治維新の名の下に行われた西洋化によって、新しい概念が日本にもたらされた。それこそがまさに、日本における、人の目に触れることから避けられタブー視される、「セクシュアリティ」の出現であったのだ。その結果、日本は多様な性欲製品とともに「むっつりすけべ」な国へと化した

  • ■The Changing Role of Women in Modern Japanese Society (January 2011)
    日本はここ約50年間で、とても大きく変化してきた。過去、女性の地位は低かったが、今は女性のライフスタイルは多様化してきている。家族の形態も劇的に変化してきている。この論文は、それらの変化だけにとどまらず、その変化の影響によって起きている問題も言及していく。

  • ■The Importance of Foreign Language Learning (January 2011)
    国際化が進んだ現代において、外国語の習得はますます重要なものになってきている。日本で2011年から小学校で英語が必修化されること、多くの企業がバイリンガルを求めるようになってきていることを考慮すると、外国語の習得は日本で特に重要になってきているといえる。いくつかの企業では英語のテストである程度のスコアを超えていることを応募の条件としている企業がある程だ。その一方アジアの国々を含む世界の国々では日本人よりも早い歳で外国語を学び始める子供たちがいるし、そのシステムや学べる言語が一層多様である。
    この論文は外国語を習得することの様々な利点を紹介する。インターネットや書籍から外国語の習得に関する意見や行われてきた研究の結果が見られる。これらは外国語を習得することの大切さを直接的に反映するものである。この論文ではどのようにして英語が日本の小学校で必修科目となったのかについても触れ、早い段階での外国語教育の利点を見ていく。また、いくつかの国での外国語教育を紹介し、外国と日本を比較する。日本の小学校で英語が必修化されること、他国が外国語教育に力を入れているという事実の数々は外国語の習得がいかに重要な意味を持つのかを訴えるはずである。

  • ■A Comparative Analysis of English Education In Japan and Korea (January 2011)
    近年の著しいグローバル化の中で英語はコミュニケーションの手段としてより重要になってきている。英語がアジアの中でも政治や経済を結ぶ共通言語だということは言うまでもない。そのため、各国は小学校からの英語教育に取り組み始めた。日本の隣国では、韓国が先駆けて1997年より3年生以上に英語を必修教科として導入した。韓国は国をあげて英語教育に大変力を入れており、小学校英語教育の効果も認められている。一方、日本は2002年より3年生以上に対し、総合的な学習の時間で外国語活動を行うことができるようになった。そしてついに2011年より全国の小学校で5、6年生を対象に外国語活動が始まる。そこで、韓国のこれまでの取り組みや結果を詳しく見ていき、日本が韓国から学ぶべき点、逆に改善すべき点など、これから始まる小学校英語教育をより良いものにしていくために検証していく。

  • ■Humor Differences between Japan and English Speaking Countries (January 2010)

  • ■A Cross-cultural Analysis of Relationship Building (January 2010)

  • ■An Ethnographic Survey of Inculturation in south India(January 2007)
    本論文では、南インドにおけるインカルチュレーヨンの現状についての調査に基づいたものである。インカルチュレーションとは、土着の文化を取り入れて、その土地の文化や人びとの中に神の力を福音することである(Saldanha,1996)。かつて、キリスト教化とは、宗教的にも文化的にもヨーロッパを意味したが、この状況は少しづつ変化してきている。
    本論文では、キリスト教の中にそれぞれの土地の文化を取り入れる場合に、インカルチュレーションやインカルチュレーションが社会に与える影響について、文化による相違点や類似点を明らかにし、インカルチュレーヨンの意義について考察する。

  • ■Cross-cultural Comparison of Working Mothers(January 2007)
    現在、日本では少子高齢化が問題になっており不安定な人口構成となっている。そのため日本政府は特に少子化問題に力を入れて取り組んでいるが、依然として少子低迷を食い止めることはできていない。
    また各社会独自の育児支援もあり、会社側からも有能な女性社員を手放したくないということから手厚い支援があるものの、それを利用していない社員も多いのが現実である。この論文は外国人留学生と、働く日本人女性にアンケートを行い、今彼らが何を考え何を求めているのかを比較し、どのようにすれば少子化を食い止め良い環境のもとで子どもを育てていくことができるかを提示するものである。

  • ■The Role of Shinto in Modern Society(January 2007)
    日本人の基本的な生活様式は多くの外国文化がもたらされた現在でも変化していない。しかし、第2次世界大戦終結以前の日本人の生活と密接な関係にあった日本固有の信仰である神道の役割は現代社会において薄れつつある。多くの日本人が神道や仏教、キリスト教といった複数の宗教を持っているという点で日本は独特な国であるといえるが、人々は日常的に宗教儀式に参加しているにもかかわらず、自分自身を信心深いとみなす国民は極めてまれである。
    しかしながら、実際には、日本人の生活は神社、祭り、通過儀礼といった神道と深く結びついている。今日おいて、神道は靖国神社や右翼団体、さらには政府にさえも支持されている国家主義の要素を多く含んでいるようにも見え、時代が移り変わっていく中で、古代から受け継がれている伝統的な役割を維持しながらも、現代社会に適応した新たな役割を担っている。


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