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教員プロフィールと卒論テーマ

 


Malee Kaewmanotham マリー ケオマノータム

Malee Kaewmanotham写真

担当科目

タイ都市社会論、東南アジア論、タイ語会話2、タイ語購読B


メッセージ

 私の現在の研究テーマは主に二つあります。一つは「日本における外国人労働者問題」です。 1980年代の半ば以降,日本にはアジアからの労働者が大量に流入し,今日では日系人をはじめ多くの外国人が「定住化」の傾向を強めています。私は, ニューカマーと呼ばれるこうした外国人労働者の問題を企業や地域での実態調査を通して多面的に明らかにし,日本社会における「共生」の実現という困難な課題について何らかの手がかりを得たいと考えています。

 もう一つは,「タイの開発と地域社会」というテーマです。近年,タイは日系企業の進出などにより急激に工業化が進み,バンコクをはじめとする都市では人口集中とともに深刻な都市問題が発生しています。一方,タイに進出した日系企業もまた,技術移転,企業経営,労使関係などさまざまな問題を抱えています。これは同時にタイの労働者,経営者の問題でもあります。私は,タイ政府の開発政策との関連もふまえながら,主にバンコクを対象として地域調査と企業調査を並行して進めています。こうした作業を通して,タイ杜会にとって望ましい開発のあり方を模索していきたいと考えています。

著書・論文

  • ・「バンコクにおける地域社会開発政策の展開と地域住民組織」
      (中田実・板倉達文・黒田由彦編『地域共同管理の現在』東信堂 1998年)
  • ・「バンコクのスラムにおける住民活動と地域リーダー―ヤーンナワー区チュムチョン
  • ・チャオプラヤーの事例」
      (『宇都宮大学国際学部研究論集』第25 号 2008 年)
  • ・「バンコクのスラムにおける住宅問題と住民参加プロジェクト―「永住の家」のプログラムをめぐって」
      (『宇都宮大学国際学部研究論集』第26 号 2008 年)

卒論・修論

  • ■「タイ農振地域における教育環境と学習意欲—シーサケット県プランクー中高一貫校を事例に−−」(2011 年度)
  • ■「タイにおける華人系学校の変容―広肇学校を事例に―」(2010 年度)
  • ■「市町村合併と地域社会―青森県旧浪岡町を事例に」(2010 年度)
  • ■タイに暮らす日本人―海外子女教育から見た日本のグローバル化 (2005年度)
    本論文は、タイに暮らす日本人が抱える問題のうち、とくに子どもの教育に着目し、日本人学校の教育と生徒の学習の実態を明らかにすることをとおして、海外にありながら日本国内と同一の教育を望む保護者と文部科学省の掲げる海外子女教育の理念とのギャップなどを指摘した。
  • ■タイの一村一品運動(OTOP)と行政の役割―チェンマイ県の事例から (2007年度)
    本論文は、近年のタイにおける国家規模での地域振興策である「一村一品プロジェクト」における行政支援の役割をとくにマーケティングの視点から明らかにするものである。一村一品プロジェクトにおいては、住民の主体性と地域社会の自立が強調されるが、行政主導型の単発的支援が地域に疲弊をもたらしている現状をふまえ、行政による継続的なマーケティング支援が地域振興の鍵となることを指摘している。

連絡先

malee〔@〕cc.utsunomiya-u.ac.jp


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