卒業生の声:進学について

よりよい平和構築への貢献を目指して-大学院進学という選択-

宇都宮大学大学院 地域創生科学研究科 社会デザイン科学専攻
グローバル・エリアスタディーズプログラム
横山 友輝

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私は国際学部を卒業後、宇都宮大学の大学院に進学しました。私が大学院への進学を決意したのは、「紛争の被害に遭う人のためになる仕事がしたい!」と考えたからです。学部4年間の授業や海外での研修を通して平和構築は「気持ち」はもちろん、地域の文化・慣習に関する確かな知識や、法律や理論といったツールを持ち合わせていればより現実に即した実践的な平和構築ができるということに気づかされました。そこで、実務経験を含めて様々なご経験を有する宇都宮大学の先生方の下でより専門的な知識を得るために進学を選択しました。

大学院生は多くの挑戦の機会をいただきます。例えば私は、スイスの国際・開発研究大学院が主催する開発目標推進国際コンテスト(ジュネーブチャレンジ)に、友人と協力して作成した日本における子どもの権利保障に関するレポートを提出しました。機会を活かすも殺すも自分自身であるという程よい緊張感の中で仲間と協力しながら調査を進めました。このように必死に研究に打ち込むことができるのは大学院生ならではだと思います。

また、大学院での2年間を通じて自分自身と向き合い、長期的な目線でのキャリア形成を考えるようになりました。卒業後は、民間企業への就職が決まっています。その後は再び平和構築分野での挑戦を続けたいと思います。