開催日程・場所 受講者 / プログラム概要 / レポート提出
日程:2016年8月27日(土)~8月29日(月) 2泊3日
住所:栃木県宇都宮市駒生1丁目1番6号
※「コンセーレ (栃木県青年会館)」に集合して下さい。
(JR宇都宮駅西口からバスで15分程度)
対象者:栃木県内外の大学生や社会人等
定 員:60名(先着順)
参加費:10,000円(宿泊費、食費込)
<注意事項>
既に行われた「国際キャリア開発」「国際キャリア開発基礎」「国際キャリア開発特論」を履修し単位を取得した宇都宮大学の学生は、今回履修しても単位が重複して付与されることはありません。
<1日目> 8月27日 土曜日
9:00~ 9:30 受付
9:30~ 9:45 開講式/オリエンテーション
9:50~12:00 全体講義/ワークショップ
12:00~12:50 昼食
13:00~13:20 趣旨説明/分科会発表のプレゼン方法説明
13:20~15:20 パネルトーク
15:50~17:50 分科会 参加者は分科会を一つ選択します。
18:30~20:00 交流会
<2日目> 8月28日 日曜日
7:30~ 8:20 朝食
8:30~12:00 分科会
12:00~12:50 昼食
13:00~15:30 分科会
15:30~17:30 分科会まとめ/中間発表準備
17:30~18:30 中間発表
18:30~19:30 夕食
19:30~21:30 発表準備(自由)
<3日目> 8月29日 月曜日
7:30~ 8:20 朝食
9:00~10:00 発表準備
10:00~12:20 全体発表
12:20~13:10 昼食
13:20~15:00 振り返り/意見交換/全体総括 等
15:00~15:15 閉講式
15:30 バスで宇都宮大学・宇都宮駅に移動・解散(現地解散も可)
今求められるグローバル人材とは?
講師:田巻 松雄 氏(宇都宮大学 国際学部長)
「自分らしい生き方」と「世界や地域に対して貢献できること」の2つを意識しながら、グローバル人材育成の意義と必要性を、グローカリゼーション やグローバル・コンピテンシー等のキーワードに引きつけて話します。
<プロフィール>
1956年生まれ。宇都宮大学国際学部長。筑波大学大学院社会科学研究科修了。社会学博士。
1996年より宇都宮大学国際学部に勤務。2008年、国際学部が地域の国際化を推進する教育研究拠点として開設した多文化公共圏センターの初代センター長に就任。現在、外国人児童生徒支援を目的とする宇都宮大学HANDSプロジェクト研究代表を務める。
参加者は分科会を一つ選択します。
分科会A:海外で働く、起業するということ
講師:生方 玉也 氏(株式会社エイム 代表取締役社長)
海外(主に東南アジア)で働くこと、起業することについて自身の経験を含めた議論により理解を深める。又、海外での働く、起業するためのアクションプランを立案する。
<プロフィール>
1952年生まれ、群馬県出身。家電メーカーに勤務し、TPM世界大会へ日本代表として参加。その後、ベンチャー企業にて、常務、社長を経て、株式会社エイムの代表取締役就任。海外経験も長く、シンガポール駐在、ベトナムにて会社を設立し社長。その間に訪問した国約40ヶ国。現在は、本業の他栃木県経済同友会にて社会貢献活動推進委員長、国際化推進副委員長をつとめる。
分科会B:超高齢社会を考える
講師:佐藤 栄治 氏
(宇都宮大学大学院 工学研究科 地球環境デザイン学専攻(建築分野)准教授)
日本の超高齢社会化は世界一進んでいるとされ、日本が抱える社会問題は、超高齢社会を迎える国々から注視されています。本分科会では、各国における社会的共通資本(医療・介護)のあり方について議論します。
<プロフィール>
1976年生まれ。厚生労働省国立保健医療科学院を経て、2010年より現職。専門は、都市計画、医療・福祉(介護、保育、障碍など)政策支援。近年では、医療計画策定に向けた基礎研究、地方都市における医療・介護の連携のあり方、公共施設のマネジメント手法等、国、県、地方自治体との実践的な研究に取り組んでいる。
分科会C:国際協力ってなんだ?これだ。日本で現場で、目指すもの。
講師:伊藤 解子 氏(JICA短期専門家/個人コンサルタント(教育分野)
国際援助業界。その実態は、日本代表や、旅行会社にも、営業マンにもなる。NGOもODA事業も異なる点はあれ、共通して必要とされる大切なこと。仕事を通して自分が目指すものを共に考えたいと思います。
<プロフィール>
マレーシア、シンガポールで民間企業勤務、(公社)シャンティ国際ボランティア会でカンボジア、ラオス、アフガニスタン等の教育協力事業、緊急救援事業に14年間従事。JICA本部勤務等を経て、現在ラオスでJICA初等教育事業に従事。英国リーズ大学院開発学、ロンドン大学SOAS地域学(東南アジア)修士号取得。
分科会D:世界を変える働き方とは-「生物多様性」と国連持続可能な開発目標から考える未来像
講師:今井 麻希子 氏(国連生物多様性の10年市民ネットワーク 企画提言委員)
国連で採択されたSDGsは、持続可能な社会に向けた変革を促しています。多様で複雑な課題を前に、私たちはどのように未来を描けばよいのでしょうか。「生物多様性」を切り口に「世界を変える働き方」を探ります。
<プロフィール>
国際基督教大学卒業後、外資系企業勤務等を経てフリーに。生物多様性条約の国際会議(COP10)にNGOネットワーク事務局として参加したこときっかけに、環境やソーシャルの分野に転身。執筆・編集・教育事業などを手がける。『希望をつくる仕事ソーシャルデザイン』(宣伝会議)など「働き方」をテーマにした複数メディアに参画。
分科会E:すべての子どものための学校
講師:立花 有希 氏(宇都宮大学国際学部 講師)
外国人児童生徒など日本の学校システムで教育達成を果たすのが難しい存在への注目を通して、学校がすべての子どもの発達可能性を十全に伸展させる場となるために必要な変化について多角的に議論したい。
<プロフィール>
大学院修了後、中学校・高等学校(数学)、専門学校・大学(教育学)で非常勤講師として教育に従事し、2014年より現職。専門は比較教育学で、主な研究テーマは、ドイツにおける移民の子どもの言語教育。
分科会F:未来のIntercultural Communicatorをサポートするということ
~教育活動における国際交流を通して~
講師:石井 裕香 氏(作新学院高等学校 教諭)
大学時代の自身の留学体験と、これまでに携わった国際交流事業から感じたことを紹介いたします。自分たちよりも若い世代の人たちの異文化間交流をどのようにサポートできるかを一緒に考えたいと思います。
<プロフィール>
大学在学中、短期留学推進制度により中華人民共和国に1年間短期留学。2001年より、私立作新学院高等学校に勤務。これまでに、姉妹校交流としてのアメリカ海外研修や、北京・台湾の高校生との交流事業に携わる。
宇都宮大学等で履修登録をしている学生はレポートの提出が必要となります。
成績評価は、2泊3日の全日程への参加を条件として、出席状況(40%)およびレポート(60%)とします。詳細は事前説明会後に掲載します。