カリキュラム - 地域の大学連携による国際キャリア開発プログラム

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国際キャリア開発

開催日程・場所 受講者 / プログラム概要 / 全体講義 / 分科会 / レポート提出


開催日程・場所

日程:2014年8月9日(土)~8月11日(月) 2泊3日

会場:コンセーレ (栃木県青年会館)  

住所:栃木県宇都宮市駒生1丁目1番6号    

  

※「コンセーレ (栃木県青年会館)」に集合して下さい。
  (JR宇都宮駅西口からバスで15分程度 アクセスマップ)    

受講者

対象者:栃木県内外の大学生や社会人等

定 員:60名(先着順)

参加費:10,000円(宿泊費、食費込)


<注意事項>
既に行われた「国際キャリア開発」「国際キャリア開発基礎」「国際キャリア開発特論」を履修し単位を取得した宇都宮大学の学生は、今回履修しても単位が重複して付与されることはありません。

プログラム概要(予定)


<1日目> 8月9日 土曜日

9:00~ 9:30  受付

9:30~ 9:45  開講式/オリエンテーション

9:50~12:00  全体講義/ワークショップ

12:00~12:50  昼食

13:00~13:20  趣旨説明/分科会発表のプレゼン方法説明

13:20~15:20  パネルトーク

15:50~17:50  分科会 参加者は分科会を一つ選択します。

18:30~20:00  交流会



<2日目> 8月10日 日曜日

7:30~ 8:20  朝食

8:30~12:00  分科会

12:00~12:50  昼食

13:00~15:30  分科会

15:30~17:30  分科会まとめ/中間発表準備

17:30~18:30  中間発表

18:30~19:30  夕食

19:30~21:30  発表準備(自由)



<3日目> 8月11日 月曜日

7:30~ 8:20  朝食

9:00~10:00  発表準備

10:00~12:20  全体発表

12:20~13:10  昼食

13:20~15:00  振り返り/意見交換/全体総括 等

15:00~15:15  閉講式

15:30  バスで宇都宮大学・宇都宮駅に移動・解散(現地解散も可)


      

全体講義

今求められるグローバル人材とは?
 講師:田巻 松雄 氏(宇都宮大学 国際学部長)

「地域のグローバル化」と「地域からのグローバル化」に対応する「グローバル人材」育成の意義と課題をキャリアという視点に引き付けてお話しします。

<プロフィール>
1956年生まれ。宇都宮大学国際学部長。筑波大学大学院社会科学研究科修了。社会学博士。
1996年より宇都宮大学国際学部に勤務。2008年、国際学部が地域の国際化を推進する教育研究拠点として開設した多文化公共圏センターの初代センター長に就任。現在、外国人児童生徒支援を目的とする宇都宮大学HANDSプロジェクト研究代表を務める。

分科会

参加者は分科会を一つ選択します。

分科会A:感動を贈ろう!~世界に一つだけのギフトを作ろう~
 講師:益子 博美 氏(株式会社花のギフト社 取締役・ジェネラルマネージャー)

国によってフラワーギフトの形は色々。ギフトを通信販売で「売る」「買う」のお話をします。世界で売れるナンバーワン、オンリーワンギフト作りにチャレンジ!

<プロフィール>
日本フロリスト養成学校卒業後、渡米。米国のギフトを学ぶ。帰国後、フラワーデザイナーとして、活躍。花の師匠のアシスタントとして、アジア各国を訪問。25歳の時、渡豪。帰国後、雑誌やメディアの仕事をこなす。2002年銀座にフラワースクール兼ショップ「ateria Masubo」をオープン。現在は株式会社花のギフト社、取締役。

分科会B:グローバル化の中での生き方(Life Career)を考える
 講師:栗田 政彦 氏(Hikokuri International Associates 代表 財団法人日伯経済文化協会(ANBEC)専務理事)

講師の約30年の海外業務や45年間のビジネス経験と現国際交流や研究活動を紹介しつつ、GlobalとLocalについての受講者の概念の整理および世界に通用する紳士淑女のCareer形成に大切な事を討議します。

<プロフィール>
1944年生まれ。栗田工業株式会社入社後、アジア太平洋地域および南米・ブラジル地域での事業・法人経営、経営企画室連結経営部門統括、同社監査役を経て現職。海外事業ならびに連結経営企業価値向上における経営およびコーポレートガヴァナンスを軸としてのCareer(Professional)。共著に「実業家とブラジル移住」。慶應義塾大学経済学部卒業。

分科会C:何のための国際協力:“援助”の功罪と“寄付”の是非を考える
 講師:湯本 浩之 氏(宇都宮大学留学生・国際交流センター准教授)

タイ北部の少数民族の村でたまたま見かけた1枚の看板。「この村の小学校に10ドル寄付して下さい」との呼びかけに、あなただったらどうするか?国際協力を疑似体験するワークショップを通じて、“援助”や“寄付”のあり方や問題点について考えます。

<プロフィール>
大学卒業後に在中央アフリカ共和国日本大使館に2年間在勤。帰国後、現在の国際協力NGOセンター(JANIC)事務局次長、開発教育協会(DEAR)事務局長、立教大学文学部特任准教授などを経て現職。専門は、国際教育論(開発教育、グローバル教育、シティズンシップ教育など)や市民組織論(NGO・NPO、ボランティアなど)。

分科会D:「現場」とはなにか?国際協力という仕事について考える 
 講師:近藤 光 氏(特定非営利活動法人ACE  子ども支援事業担当)

講師がこれまで経験してきた業務、そして現在担当している児童労働撤廃プロジェクトの業務など、国際協力の現場での経験(失敗も含む)を紹介・共有を通じ、この仕事に必要なものは何か、学生と一緒に考えていきます。

<プロフィール>
青年海外協力隊(村落開発普及員)、(社)国際農林業協働協会、(株)オリエンタルコンサルタンツを経て現職。これまでガーナ、ウガンダ、アフガニスタンでの業務を経験。現在は所属団体が実施するガーナ・カカオ生産地域での児童労働撤廃プロジェクトの運営管理を担当。名古屋大学大学院国際開発研究科修了・修士(学術)

分科会E:外国人生徒から教えられたこと
 講師:若林 秀樹 氏(宇都宮大学国際学部 特任准教授)

日本での外国人児童生徒教育の現状と課題を知り、学校や社会のあり方について議論する。また講師自身、教員として外国人生徒に関わりながら考え方や生き方が変容していった経緯に触れ、職業観や人生観についても自由に討論したい。

<プロフィール>
1962年生。栃木県公立中学校教諭を24年勤め、内15年間は外国人児童生徒教育に携わる。栃木県内の外国人児童生徒教育分野での支援者ネットワーク構築、初期指導教室設置の提案、不就学対策などの活動に傾倒。2005年より宇都宮大学重点推進研究「外国人の子どもたちの教育・生活環境をめぐる問題」に関わり、2008年より「外国語特別講義Ⅰポルトガル語非常勤講師」を経て、2010年4月より現職。1997年4月から2011年3月まで栃木県警民間通訳人。
著書は『教員必携 外国につながる子どもの教育』シリーズ(宇都宮大学HANDSプロジェクト刊)ほか。

分科会F:ジャパン・ブルー
 講師:日下田 正 氏(日下田藍染工房代表)

永年、繊維を青色に染めてきた世界の藍染の歴史のなかで、“ジャパン・ブルー”と呼ばれ、多く評価されている日本の藍染について考察します。

<プロフィール>
1939年生まれ。織物作家柳悦考氏(後に女子美術大学長)の内弟子として修行。父、博に藍染を学ぶ。1980年~1993年 東京銀座松坂屋美術画廊で、父、博との二人展を開催。1998年・2001年・2004年・2007年 栃木県さくら市鐵竹堂瀧澤記念館で、“日下田正織物展”を開催。2005年 栃木県無形文化財指定。現在、栃木県立宇都宮白楊高校非常勤講師。

レポートの提出について

宇都宮大学等で履修登録をしている学生はレポートの提出が必要となります。

成績評価は、2泊3日の全日程への参加を条件として、出席状況(40%)およびレポート(60%)とします。詳細は事前説明会後に掲載します。