カリキュラム - 地域の大学連携による国際キャリア開発プログラム

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英語で学ぶ国際キャリア「国際実務英語Ⅰ」※平成23年度終了

「英語は勉強でなく、コミュニケーションツール」です!
勉強と言うと固いイメージがありますが、コミュニケーションツールだと、親しみやすくなりませんか? 人間はどこでも同じなので、あまり固くなりすぎないこと、そして「外国語をペラペラに話せる」ことでなく、「相手(の痛み)を理解し、自分のハートで持って話す」ことが大事です。 そのような感覚で、気軽に参加してください。※初級・中級対象

合宿セミナーの様子

開催日程・場所

日程:平成23年9月23日(金・祝)~25日(日)
※実務英語IとⅡは同時開催致します。どちらか一つを選んでください。

場所:白鴎大学・NPO法人 昭和ふるさと村(栃木県芳賀郡茂木町木幡252)

移動:白鴎大学から貸切バスで移動します。

受講者

栃木県内外の大学生・青年 100名(英語Ⅰ・Ⅱ合計)

参加費として7,500円(宿泊費・食費・懇親会費に相当)

<注意事項>

1)国際実務英語Ⅰと国際実務英語Ⅱは同会場で同日開催となりますが、「国際実務英語I」の全体講義を受けた場合には、「国際実務英語I」の分科会を選択し、「国際実務英語Ⅱ」の全体講義を受けた場合には、「国際実務英語Ⅱ」の分科会を選択してください。

2)履修登録をしている学生は、履修登録後に国際実務英語Ⅰから国際実務英語Ⅱもしくは、国際実務英語Ⅱから国際実務英語Ⅰへ科目変更もしくは、科目をまたいで分科会を変更することはできません。

3)昨年「国際実務英語Ⅰ」を履修し、単位を取得した学生は、今年、再度科目を履修することはできません。単位なしでの参加は可能です。「国際実務英語II」は履修できます。

プログラム概要(予定)

<1日目>

9:15 開講式、オリエンテーション

9:35 プレゼンテーション説明、アイスブレイク

10:30 全体講義

12:00 昼食

13:00 全体講義

14:10 各講師の講義・フリートーク

16:00 昭和ふるさと村へ移動

19:00 夕食・交流会


<2日目>

8:30 分科会

12:00 昼食

13:00 分科会・発表準備

17:30 夕食

19:30 中間発表・発表準備等


<3日目>

8:30 発表準備

9:30 全体発表

12:30 昼食

13:20 総括と意見交換

14:30 閉講式

15:15 解散

全体講義

グループ討論やプレゼンテーションに役立つ英語表現
Useful Expressions in Group Discussions and Presentations
講師:Rebecca Mace氏(私立女子中学・高校 英語教師)

議論するときに役立つ英語表現を確認していきましょう。意見を言いたい時、相手からもっと詳しく聞き出したい時、相手の言っていることがよく分からなかった時、説得したい時、どんな表現を使いますか? 簡単な言い回しを使って、スムーズに発言したり議論に加わっていけるように練習していきます。また、英語での簡単なプレゼンテーションの方法を学びます。プレゼンをどのように構成するのか、また発表する時に役立つ表現を練習し、最終日のグループ発表で実践します! 

<プロフィール>
米国オレゴン州ポートランド出身。英語教師として20年以上の経験を持つ。これまで、米国をはじめ、ベネズエラ、トルコ、日本、韓国の私立語学学校、大学、小中学校で英語を教える。ギリシャ、タイ、フィリピン、ベトナム、カンボジアへも訪れている。

分科会講師・講義等

A:アートを使った紛争解決~個人間から国家レベルまで
Using art to resolve conflict - from individuals to state level
講師:Azby Brown氏(金沢工業大学 未来デザイン研究所 所長)

アートが紛争解決の有効な要素であることは見過ごされがちである。本分科会では、クリエイティブな方法で手を使った簡単な演習やロールプレイを行い、アイデンティティやコミュニケーション、対立を招く要因を探る。この直感的なプロセスによりチームワークが高まり、参加者は解決のプロセスをすばやく生産的に経験する。
Art is often overlooked as a useful component of conflict resolution. This workshop will introduce creative ways of using simple hand-based exercises and role playing for investigating identity, communication, and factors leading to conflict. This intuitive process increases teamwork, and allows participants to quickly and productively experiment with the resolution process.
<参考文献>
参考文献なし

<プロフィール>米国・イエール大学にて彫刻と建築を学ぶ。その後、東京大学大学院工学部建築学科修士課程修了。日本建築やデザインに関する最近の著書に、『Just Enough』、『江戸に学ぶエコ生活術』がある。
http://wwwr.kanazawa-it.ac.jp
http://www.justenoughjapan.com

B:ツーリズムとグローバルビジネスにおける異文化コミュニケーション
Cross-cultural communication in tourism and global business
講師:高宮 暖子氏(Band Pro Film and Digital社  日本市場担当)

世界を舞台に働くイコール世界を旅すること。本分科会では、国際ビジネスの場における異文化コミュニケーションとそれに伴うツーリズムに焦点を当てる。「国際的に活躍したい」を実現するために、国際的な仕事場をプロフェッショナルに結びつける方法を身に付けよう。
Working globally means traveling globally. The working group focuses on cross-cultural communication in business scenes related with tourism. Here you will find a clue to blend in the international workplaces in a truly professional way. 
<参考文献>
・「遠い太鼓」(村上春樹)
・「ロスト・イン・トランスレーション」(ソフィア・コッポラ監督、映画)

<プロフィール>上智大学外国語学部英語学科卒業後、IT企業勤務を経て、英語通訳案内士の国家資格取得。以降、観光・企業通訳、大学や地方自治体等の講演(ツーリズム、異文化コミュニケーション、実務英語等)を行う。
URL: http://deartravelers.com

C:国際援助~紛争被害者の社会復帰支援
International aid:Support for reintegrating victims of conflict 
講師:Tosha Maggy氏(NPO法人テラ・ルネッサンス コンゴ事業担当 )

難民や紛争被害者になるとはどういうことか。本分科会では、ウガンダ北部の元少年兵を例に挙げ、紛争被害者の立場を議論し、どのように紛争被害者の社会復帰を支援したら良いのかを探る。
What is like to be a refugee or a victim of any conflict? The working group will discuss the victims’ thoughts and seek how to assist for their social integration using the example of ex-child soldiers in Northern Uganda.
<参考文献>
ワードリスト[PDF]
UNDP, Human Development Report 1990: Concept and Measurement of human development, 1990
●Amartya Sen, Inequality Reexamined, Clarendon Press, 1995
Shingo Ogawa, “Abduction, fear and pain” International Action Network on Small arms Women’s Network (ed.), Survivors ?Women Affected by Gun Violence Speak out, London, 2006.
●武者小路公秀編『人間の安全保障―国家中心主義を超えて』、ミネルヴァ書房、2009年
●鬼丸昌也・小川真吾、『ぼくは13歳、職業、兵士』(合同出版、2005)【初版~第7版(2009)】

<プロフィール>母国ブルンジで起こった虐殺のため、7歳の時難民としてコンゴ、タンザニア、ケニアと渡り歩き、13歳の時にウガンダへ。独学で必要な知識を身につけ、コンピューター会社へ就職。2005年よりNPOテラ・ルネッサンスのウガンダ事務所で支援活動に従事。
http://www.terra-r.jp/channel/index_03.html

D:環境課題に取り組むリーダーシップを身につけよう
Leadership skills to handle the environmental challenge

本分科会は、諸般の事情により開講しません。

E:食と農業から私たちの暮らしを考える
Reviewing our life through food and agriculture 
講師:Bernard Timothy Appau 氏(学校法人アジア学院 講師、宣教師)

農業と食糧の安全保障は生活、経済、政治的安定の基盤となる。本分科会では、現在の農業と食糧安全保障を貧困、食糧援助、コミュニティ開発、グローバリゼーション等と関連づけて考える。そして食糧安全保障とは何か、東日本大震災の影響をふまえて議論する。
Agriculture and food security make the backbone of life, economy and political stability. The working group looks at the current situation of agriculture and food security in relation to poverty, food aid, community development, globalization etc.. We will discuss what is food security including the influence of the 3.11 earthquake.
<参考文献>
List of Terminology [PDF]
1. Holism in Development-Deborah Ajulu
2. The Nature of Design-David W.Orr
3. Plan B (Rescuing a Planet under stress & a Civilization in Trouble

<プロフィール>学校法人アジア学院及びフィリピンで農業を学ぶ。母国ガーナでは難民への食糧援助やマラリア対策として蚊帳の配布活動を行うなど開発プロジェクトに従事。現在、有機農業やコミュニティ開発について世界各国の研修生に教えている。

分科会

講師の分野別に5分科会を設定。1つの分科会を選択します。

レポートの提出について

宇都宮大学、作新学院大学、白鴎大学で履修登録をしている学生はレポートの提出が必要となります。

下記様式をダウンロードして、担当教員に提出期限内にメールで提出してください。

提出期限:10月11日(火)17時まで

様式ダウンロード:レポート様式 [Word]

<提出先>
宇都宮大学学生:国際学部 米川正子教員 E-Mail:yonekawa@cc.utsunomiya-u.ac.jp
作新学院大学学生:経営学部 大野邦雄教員 E-Mail:kokusai@sakushin-u.ac.jp
白鴎大学学生:教育学部 福田わかな教員 E-Mail:wfukuda@fc.hakuoh.ac.jp

受講申込へ※6月中旬申込スタート